2015年7月19日日曜日

デザイン

デザインとは
複雑な問題の本質を一挙に捉え、
そこに調和と秩序をもたらす行為。
美と共感で多くの人の心に訴え、行動を換気し、
社会に幸せなムーブメントを起こす創造的行為。

(引用) 「人口減少×デザイン」 筧祐介著、英治出版、2015年

本書は、人口減少問題に対して、「デザイン」という切り口から迫っている。
理由は、デザインを通じ、「人口減少問題の本質」を捉えること。そして、もう一つは、「地域に問題解決の行動を呼び起こすこと」である。

1億2,800万人いた我が国の2010年人口を100人とすると、2100年には39人(推定人口4,959万人)になってしまう。

なぜ、若者は、結婚し、出産しない(できない)のか。本書は、現代の社会構造の課題について、デザイを駆使し、あらゆる角度から迫り、整理している。

また、後半では、「働き、産み、3人育てられる社会」を目指し、「地域」にスポットを当て、5つの提言をしている。

少子高齢化社会は、我が国の最重要課題である。そして、この問題解決のゴールは、「どうしたら、幸せな社会を構築できるのか」であると思う。

「地方消滅」など過激な言葉も飛び変わっているが、まず、自分たち地域から「何ができるのか」。
5つの提言を深く認識し、一つずつ、周りの仲間たちと取り組んでいきたいと感じた。

人口減少×デザイン

2013年10月15日火曜日

幸福

幸福とは求めるものではなく、与えられるもの
自己のためにすべきことをした人に対して、
天からこの世において与えられるものである。

森信三(哲学者 1896~1992)

(引用) 「学び」を「お金」に変える技術、井上裕之著、かんき出版、2012年

井上氏の本は、ほとんど読んできた。
中でも、この本は、今までの作品を超えている気がする。

今まで井上氏が参加してきた能力開発の数々セミナーのエッセンスが凝縮されている。
北海道の帯広市で歯医者を営む井上氏。一町医者に過ぎない彼が、どうして脚光を浴び、成功したのかが書かれている。

耳勉による時間の効率化なども参考になる。
「学とは何か」その本質に迫った著作である。

2013年10月13日日曜日

父からの手紙

私の尊敬する経営者の一人に南場智子氏がいる。
彼女は、マッキンゼーでパートナーまで上り詰めたのち、DeNAを設立。11年に代表権のある取締役を退任するまで、多くの試練に立ち向かい、ベンチャー企業を一流まで育てた。
また、退任の理由は、病気療養中の夫の看病というところが、また、彼女らしい。

会社設立してから、かなりの失敗を重ね、試行錯誤の末、今のDeNAを育てた。
その全てが「不格好経営 チームDeNAの挑戦、南場智子著、日本経済新聞社、2013年」に赤裸々に綴られている。

この本を読むと、起業の難しさを痛感させられる。
しかし、彼女とそのチームは、星の数ほどの困難を超えてきた。

そんな彼女の父は、怖く、厳格な人であったという。

起業してから実家に送金していた彼女は、あるとき、口座が空っぽで送金が止めてしまう。
そのとき、父から、封筒が届いたという。

陣中見舞いとして贈呈
私生活の貧乏は貴重な体験としてプラス思考で真摯に処されたし。
間違ってもお金のことで公私混同しない事。
生き甲斐は処した困難の大きさに比例する。
                           父より。

「(引用)不格好経営 チームDeNAの挑戦、南場智子著、日本経済新聞社、2013年」

そして、この封筒の中には、結構な額の小切手が入っていたという。

父からの手紙の最後の一文にグッときた。

いつも安心な道ばかりを選んでいないだろうか。
自分という存在を限界まで駆使し、社員や社会のために働くリーダーになっているだろうか。

南場氏の足元にも及ばないが、私も常に自問自答しながら生きていきたい。

南場氏と、そのお父さんに感謝します。





2013年2月20日水曜日

目的

あなたの才能と世界の需要が交わるところに、あなたの目指すべき目的が存在する。
                                         -アリストテレス-

「本当のブランド理念について語ろう、ジム・ステンゲル著、阪急コミュニケーションズ社、2013年」

この言葉に、ハッとした。
才能が高ければ高いほど、世界の需要の高いところで交わる。
そこに、目的が存在する。その目的とは、「利他」の心か。

当たり前のことなのだが、その当たり前のことを、アリストテレスは、わかりやすく教えてくれる。

この本の著者、ジム・ステンゲルはいう。
「最大限の成長を実現することと、高い理念を貫くこと。この二つの要素は、相容れないものではない。むしろ、切っても切れない関係にある」と。

ブランド理念というのは、企業だけではない。個人しかり、非営利団体しかり。

この本は、ブランド理念という切り口であるが、リーダーシップや企業存続の法則などを教えてくれる。何気なくとった1冊であったが、ビジネスマンなら誰しも、興味深い内容であった。



2013年2月11日月曜日

幸せ

喜ぶを知り、ありがたさを知り、感謝することを知っている人は、幸せである。

松下幸之助,松翁論語,PHP研究所

最近、信じられないようなニュースが多い。
テレビこそ流れないが、私の身の回りにも、多くある。
つい、先日も、友人から、信じられないような相談を受けた。
しかし、彼は、私と話すことによって、少し気が晴れたという。
今後の彼の立ち直りに期待したい。

平凡な生活。
その日常の、平凡な生活にこそ、この松下幸之助が言っている3つのこと。
これを常に心の中で知ることが大切である。



恐れ

失敗を恐ることよりも、真剣でないことを恐れたい。

松下幸之助,松翁論語,PHP研究所

「失敗をしたことがない」と言った松下幸之助。
繰り返し失敗した先には、成功が待っている。
どうせなら、意味ある失敗をしよう。
と、誰かが言った記憶がある。

「真剣でないことを恐れたい。」
今の時代こそ、果敢に攻める勇気が必要なのかもしれない。

2013年1月27日日曜日

命は時間

先日、長男の授業参観に出た。
その際、先生から「命の授業」の話があった。
命の授業は聖路加病院の日野原重明氏がされてみえる。
その内容を絵本にしたものだ。

その内容をざっというと、次のとおりだ。

心臓は命でない。単なるポンプだ。

では、命とは何か。それは、私たちが持っている時間の証である。

人が望むことは何か。それは平和である。平和というのは、人が与えられた命(時間)を壊されてしまわないことである。

あなたは、人のために時間を使っていますか。

という趣旨であったと思う。

この命の授業の話は、素晴らしいと思い、感銘を受けた。

「命は時間。」このことを忘れないよう胸に刻み、今という一瞬、一瞬を生きていきたい。

この授業は、まだ多くの「命」がある未来を生きる子供たちにも、大きな意味を与えることであろう。