2012年8月28日火曜日

リーダーと組織

「一国は一人を以て栄え、一人を以て滅ぶ」

いい組織には、必ず素晴らしいリーダーがいる。
素晴らしいリーダーとは、「己を虚(むな)しゅうする」。つまり自分を捨てることだと稲盛和夫氏はいう。

(引用) PRESIDENT 2012.8.13号、プレジデント社

JALを再生させた稲盛氏。JALの企業理念は、京セラと同じ「全社員の物心両面の幸福を追求する」とした。

リーダーは、そのための土壌作りをすべきだと、稲盛氏は言っているように思う。

社員の「やりがい」は、「喜び」につながり、「幸せ」に至る。
「喜び」や「幸せ」は顧客にも伝播し、正のスパイラルが構築される。
そして、会社自体もますます繁栄する。

直接、稲盛氏に聞いたわけではない。
ただ、そんなことを感じたのは、私だけではないはずだ。





2012年8月27日月曜日

言葉

あらゆる言葉には、大きな影響力がありますが、愛をこめて話された言葉には抵抗できません。それは魔法の呪文のように強力で、目の前にその世界を引き寄せてきます。

(引用)「第六感 ひらめきと直感のチャンネルを開く方法」 ソニア・ショケット著、奥野節子訳、ダイヤモンド社、2006年

言葉というのは、本当に強力である。
いつも口にしていることが現実化する。
だから、言葉の力をポジティブなものにすべきだ。
そんなことを、素晴らしい文章で、ソニア・ショケットは、表現してくれた。
しかし、本当に美文だ。
私もいつか、こんな文章を書いてみたいと思った。

使命感

シリア北部アレッポで内戦を取材していたジャーナリスト山本美香さんが戦闘に巻き込まれて亡くなった。彼女は、戦闘中、犠牲になることが多い女性や子供の視点で取材をしてきた。
生前、彼女は、次のことを言っていた。
「危険を冒しても伝えたい思いをもつ人がいる。それを受け取ったら伝える責任がある。」
(引用)日経WOMAN、2003年8月号

日本では、戦争といっても、「何のこと」とかえってくるだろう。
現在においても、紛争は世界の至る所で勃発している。そして、日本の総人口を上回る子供たちが飢えと闘っていると言われていている。

いろいろと大人の事情によって巻き込まれる子どもたち。
彼女の仕事に対する情熱は、世界中で苦しむ子どもや女性たちを助けてあげたいという使命感によるものであっただろう。

昨年、私たち日本人は、東日本大震災を経験した。だからこそ、情熱を持って、私たち一人ひとりが真剣に仕事に取り組まなければならない。
そう。
女性や子どもたちをはじめ、人類すべてが、いつも笑っていられる世界を実現するために。
そのことを、山本さんは、私たちに教えてくれた気がした。

山本美香さん。
本当に、あなたは、勇敢でした。
ありがとうございました。
心より、御冥福をお祈りいたします。









成功のための方程式

「人生の結果=考え方×熱意×能力」

(引用)「成功への情熱」、稲盛和夫、1996年、PHP

この方程式は、「人生の結果」が掛け算である点がいい。
ただ、ひとつでも0であると、人生の結果は良くないものになる。

考え方というのは、どういう心構えで人生を送り、仕事をするかということだ。
JALを見事再生させた稲盛氏の真髄に触れた気がした。



悪口

目立つ人は、悪く言われたりすることがあると思いますけど、悪いことを言われている人の方が私はすごくいいと思うの。だって、それぐらいみんながその人に夢中になってるんだもん。ただそれを悪く言いたいだけなの。ジェラスして。その人からみんながどうしても目が離せないんだもん。

道端アンジェリカ  (引用)平成24年8月27日付 中日新聞


何事もポジティブシンキングの道端アンジェリカらしい言葉だ。
身長174センチ、長い脚。常に、彼女は、世間から注目を浴びてきた。
「こうなりたい」と思い、決意を決める。
その途中には、必ずと言っていいほど、邪魔がはいる。
その邪魔は、夢を叶える途中の障壁だと思えばいい。
そんなことを彼女は、教えてくれた気がした。