2013年2月20日水曜日

目的

あなたの才能と世界の需要が交わるところに、あなたの目指すべき目的が存在する。
                                         -アリストテレス-

「本当のブランド理念について語ろう、ジム・ステンゲル著、阪急コミュニケーションズ社、2013年」

この言葉に、ハッとした。
才能が高ければ高いほど、世界の需要の高いところで交わる。
そこに、目的が存在する。その目的とは、「利他」の心か。

当たり前のことなのだが、その当たり前のことを、アリストテレスは、わかりやすく教えてくれる。

この本の著者、ジム・ステンゲルはいう。
「最大限の成長を実現することと、高い理念を貫くこと。この二つの要素は、相容れないものではない。むしろ、切っても切れない関係にある」と。

ブランド理念というのは、企業だけではない。個人しかり、非営利団体しかり。

この本は、ブランド理念という切り口であるが、リーダーシップや企業存続の法則などを教えてくれる。何気なくとった1冊であったが、ビジネスマンなら誰しも、興味深い内容であった。



2013年2月11日月曜日

幸せ

喜ぶを知り、ありがたさを知り、感謝することを知っている人は、幸せである。

松下幸之助,松翁論語,PHP研究所

最近、信じられないようなニュースが多い。
テレビこそ流れないが、私の身の回りにも、多くある。
つい、先日も、友人から、信じられないような相談を受けた。
しかし、彼は、私と話すことによって、少し気が晴れたという。
今後の彼の立ち直りに期待したい。

平凡な生活。
その日常の、平凡な生活にこそ、この松下幸之助が言っている3つのこと。
これを常に心の中で知ることが大切である。



恐れ

失敗を恐ることよりも、真剣でないことを恐れたい。

松下幸之助,松翁論語,PHP研究所

「失敗をしたことがない」と言った松下幸之助。
繰り返し失敗した先には、成功が待っている。
どうせなら、意味ある失敗をしよう。
と、誰かが言った記憶がある。

「真剣でないことを恐れたい。」
今の時代こそ、果敢に攻める勇気が必要なのかもしれない。