2019年1月12日土曜日

ラショネール(rationale)

グーグルでは、「自分はなぜ、その行動をするのか」という合理的説明を「ラショネール」と呼んでいました。
何か新しいことを始めるときに、「なぜそれをするのか」を合理的に説明できれば「やってよし」というのがグーグルの文化です。

どこでも誰とでも働ける 12の会社で学んだ”これから”の仕事と転職のルール、尾原和啓著、ダイヤモンド社、2018年、78

日々の仕事をするうえで「ラショネール」は欠かせない。
これは、どんなに小さな仕事でも、上司などに対して「ラショネール」が求められるからだ。

では、具体的にラショネールとは何か。
なぜ、その事業がいま必要なのか。それをすることによって、どのように変わるのか。そして、そのことによって恩恵を受けるのは誰なのか。また、費用対効果は。
このように、「合理的説明」を構成する要素は、複数存在する。
また、それらの説明は、数字など、説得力のある材料を求め、具体的に用いたほうが良い。
さらに、私は、「合理的説明」をする際には、ストーリーも大切だと思っている。
そうしなければ、途中で上司などから質問攻めにあったとき、自分の考えがブレるからだ。
ラショネール力を磨くのは、やはり経験を積み重ねること。普段の自己啓発と日々の仕事の中から得ていけばよい。

そして、私は、事業をするうえで、もう一つ欠かせないのは、アカウンタビリティ(説明責任:accountability)だと思う。
特に、公的機関は、少子高齢化の荒波が押し寄せることから、ラショネール的な事業の施策推進が求められる一方、常にアカウンタビリティが求められる。

常に時代を敏感に察知し、そして事業を推進しているグーグル。その企業文化ともいえる「ラショネール」的な進め方は、今後の多くの事業所、そして公的機関にも参考になるものだと感じた。