2012年9月4日火曜日

これからの日本に必要なこと

必要なのは、将来に芽が出そうな人材や産業に投資すること。
既得権益で守られた産業などを囲む障壁をなくし、未来につながる投資もするべきだ。それはお金を使わなくてもできる。規制緩和などを進め、活力ある人たちの邪魔をしないことが重要だ。

(引用)三菱総研チーフエコノミスト 武田洋子 2012年9月2日 中日新聞朝刊

本日の日本経済新聞を読むと、文部科学省によれば、この春の卒業生のうち約8万6000人は就職していないという。なかでも3万3000人ほどは、その準備すらしていないという。

昨年3月11日、東日本大震災があった。
働きたくても、働けない人がいる。
私の知り合いは、福島から避難してきた。
そして、ようやく、ある小売店の仕事を見つけることができた。

我が国は、猛烈なスピードで少子高齢化社会へと突入している。
労働力人口が減少する中、もはや、貴重な若者の労働力を無駄にすることはできない。
NPOなど、従来にない、新たな分野が誕生し「新しい公共」ともまで言われているようになってきた。
私の知り合いにも、NPOで生計を立てている者がいる。

一流の大学に入り、一流企業に就職する。

そんな、一昔前の、ありきたりのレールをとっぱらい、成熟した社会で育つ若者は、多様な働きかたを模索しているのではないだろうか。

現在、我が国の経済情勢は厳しいかもしれない。
しかしながら、何か探せば、自分にあう仕事があるはずだ。
若者よ。将来の日本は、君たち、一人ひとりの肩にかかっている。
さあ、ともに働こう。そして、大きな夢をもとう。