リベリアの大統領は言う。
If your dreams do not scare you,they are not big enough.
President Sirleaf
夢は、あなた自身をおののかせるくらいのものでなければ、あなたにふさわしいくらい大きな夢だと言えない。
(引用) unicef news 2013 WINTER vol236,元日本ユニセフ協会 海外インターン 荒木美恵子,平和構築への努力~教育を通して~,公益財団法人日本ユニセフ協会
アフリカのリベリアは、人口399万人。5歳未満児死亡率は、103(2010年)/出生1,000人あたりという。
また、無事に生まれ育っても、教育は無料のはずなのに教科書代等が必要など、「平和構築」は聞こえの良い言葉だが、実行するとなると難しいと荒木氏は言う。
今まで、人間は、創造力によって文明を切り開いてきたところがある。
この一家に一台のパソコンだって、20年前には考えられなかったことだ。
ただ、世界のほんの一人握りの人たちが、幸せを享受できる社会でいいはずがない。
まだ、世界を見渡せば、多くの女性や子供たちをはじめとした人たちが、人間らしい生活を営むことができないでいる。
夢は、利己的なものからはじまってもいい。
ただ、人間は誰しも夢の究極として、リベリアの大統領の思いと同じように、自国民の「平和の構築」となっていくのだろう。
その夢は、とてつもなく、大きなものかもしれない。
しかし、創造力を働かし、一歩ずつ、夢に向かって、歩くことはできる。
荒木美恵子さんの手記を拝読し、新年早々、私たちが簡単に言う「平和の構築」の難しさと、現状に立ちすくんではいけないという希望を胸に抱いた。
やがて、勝つのは、希望、そして私たちの愛だと思う。
荒木美恵子さんの益々のご活躍、ご祈念申し上げます。