先日、WBSを見ていたら、コマツの坂根正弘氏が出ていた。
坂根氏は、学生時代勉強しなかったが、社会に出て一生懸命勉強した。
その人生の振り返りの中で、坂根氏は、この勉強は、知識だけでなく、実践に生かさなければなら何も意味がないと悟った。
その心境に合う言葉を探していたとき、「知行合一(ちこうごういつ)」に出会ったと言われた。
知識は、行動と合わさってひとつになる。
何か行動を起こすとき、初めて身につく。
いくら知識があっても、動かない人がいる。
それでは、何の成果も生み出さない。
走りながら勉強し、さらにパワーを増していく。
赤字転落したコマツを売上高2兆円、世界第2位の建設機械メーカーとしてV字回復させた坂根氏の真髄が、この4字に凝縮されているように感じた。