A=Audience(聴衆):どんな属性の人に伝えるのか
I=Intent(目的):伝えることによって相手に何をしてほしいのか
M=Message(メッセージ):どんなメッセージを伝えてれば相手は行動してくれるのか
(引用)
スタンフォードでいちばん人気の授業、佐藤智恵、幻冬舎、2017年、265
AIMとは、ダートマス大学のメアリー・マンター名誉教授らが紹介したフレームワークだ。
このAIMは、今後、人とコミュニケーションをはかる際に意識したい。
このことについて、自分なりに解釈してみたい。
まず、A。それは、誰を相手に話すかということだ。
相手は単数か、それとも複数か。相手の年齢は、どこに住んでいるのか。
そして、忘れていけないのは、相手は「何が知りたくて私の話を聞きたいのか」
ではないだろうか。
次にI。なぜ、これを伝えなければならないのか。また、伝えることによって相手に何をしてほしいかである。
このことを明確にしなければ、相手に伝わらない。
そして最後にM。一番気を遣う部分である。また、多くの人は、このMに力点を置く。
相手に行動を起こしてもらうためには、ウィンウィンによるメッセージの構築を考えなければならない。
しかし、常にウィンウィンによるメッセージが構築できるわけではない。
中には、こちら側の一方的な理由で事業を廃止させ、住民の理解を得る場面も想定される。そのとき、相手側のウィンが見いだせないときがある。しかし、事業を廃止して、相手方にどのようなメリットがあるのかを執拗に探さなければならない。
そうしなければ、相手は動かない。
時として、人とのコミュニケーションは難しい。
意思疎通が図れないときもある。
しかし、このAIMを意識することによって、「伝える力」そして「相手が行動してくれる力」が芽生えてくる。
コミュニケーションを必要とする場は、仕事上ではもちろん、日々の生活にも数えきれないほどある。
相手は誰か。なぜ伝えなければならないか。そしえ、相手にどのように行動してほしいか。
常に意識しようと思う。